【組手加工・組立】

組手加工 本体

木取りの終わった材料を必要なものに合わせて寸法取りと組手の加工をします。
木取りが終わってからは、正確に作業をするだけです。

無垢の場合、木は生きているので材料ごとにくるいが生じます。この工程では、組み上がった後に、このくるいが出ないように調整します。そのため、無垢の場合は、仮組みも行います。くるいは組み上げる直前まで注意して見るようにしています。
材料はひとつひとつ違いますので、その材料に合わせた調整方法があります。

組手加工 本体 配置確認
組手加工 本体 仮組み
組立 本体
組手加工 抽き出し

本体の組立が終わったら、抽き出しの組手加工に入ります。そして、底板を入れて完成させます。 抽き出しも、くるいが出ないように、美しくするよう、板の上下、木目の流れをよく考えながら使います。

「岩谷堂箪笥」の木目の流れは、本体は下から上へ、天板と抽き出しは左から右に流れるように使います。下から上は、木の成長方向をあらわしています。左から右は、山のように盛り上がって見えるように使います。ときには、美しくすることを優先して、こだわりを捨てて、右から左の流れにすることもあります。

組立 抽き出し
組立終了 抽き出し
組手加工 台輪 木取り後

台輪は、幅の狭いものですから、その中で材料をいかに生かしていくかを考えた使い方をします。下側の加工も、全体の雰囲気に合わせて作っています。
ほかは、本体、抽き出しと同様です。

前工程の木取りは、本体、抽き出し、台輪にいかに大事か、ここまでの工程でわかっていただけると思います。
木取りして、のこぎりを入れるまでで全体の70%が終わっています。木をカットするまでが大事です。

組手加工 台輪
組み合わせ調整 本体、台輪
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