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彫金
彫金は、本体が組み上がった時点からはじめます。 金具のデザインもお客様の要望に合わせて行います。デザインは岩谷堂箪笥の伝統的なものから、家紋、動物、植物など、お客様向けに、オリジナルをデザインすることもあります。お客様がデザインされることもあります。 伝統的なものでも、オリジナルでも、全体の雰囲気を考えてデザインします。どういう風に打ち出したらいいか、打ち出し具合も考えてデザインします。 |
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彫金 打ち出し 打ち出しは、箪笥全体の雰囲気を想い描きながら作業をはじめます。そのイメージは最後まで続きます。どの程度打ち出したらいいか、どの程度タガネを打ち込んだらいいか、作業が完了するまで続きます。 作業をはじめたら、途切れることはありません。イメージが途切れてしまうと、今日の金具と昨日の金具で違いが出てしまいます。そのため、同じデザインのものをつくる場合は、一つずつ作るのではなく、平行して作ります。たとえば、顔を打ち出すのであれば、顔の部分をすべて打ち出してしまいます。表情が変わらないように。 |
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彫金 切り放し タガネを入れたところから1.0〜1.5mmくらい縁を残して切り放します。 縁は多く取り過ぎると、表情がぼやけてしまいます。また、縁はやすりがけするんですが、このやすりがけで表情が変わってしまうため、切り放しでは、やすりをどのようにいれたらよいか考えながら作業を行います。 一つ一つの作業は、すべて関連性があるので、常に次の作業を考えて今の作業を行います。 |
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彫金 錆止め、色上げ 仕上げとして、錆止め、色上げを行います。 錆止めは、加熱した金具に絹布をこすりつけ、その後、ろうを塗り布で磨きます。 色上げは、錆止めを終えた金具に漆を塗り、100〜150℃で焼き付けます。仕上がりのつやは調整できます。つやをあげると艶やかになりますし、つやを落すと落ち着いた仕上がりになります。お客様の要望に合わせて調整します。 仕上げ方法として、現在は3種類あります。 1)加熱した金具に絹布、真綿を擦り付け、その後ろうを塗り布で磨きます。 2)加熱した金具に生漆を塗り焼きつける方法 3)ウレタン塗装 1)と2)は昔ながらの方法です。 3)は現在最も使われている方法です。 金具取付け 最終工程です。 木地の上に、60〜100もの飾り金具や引手をはめ込みます。完成した本体に、完成した金具を取り付けますから、どちらにもキズをつけないように、慎重に、正確に作業を行います。 |
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| [ 完 成 ] へ |
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